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メダカの縄張り争い(いじめ)の解消方法 

2018年2月9日

 

メダカの飼育で、頻繁に縄張り争いのような喧嘩をしている場面を目撃する事がありますが、

これは水槽が安定してメダカが過ごしやすい状態だからです。

喧嘩を全くしない状態の方が不自然な状態です。

メダカがぶつかり合って戦っているような感じですから、

縄張り争いをしている状態であるとすぐに判別できます。

縄張り争いをしているメダカは元気の証拠ですから、餌も沢山食べて育っているはずです。

メダカの縄張り争い解消に向けた方法をご紹介したいと思います。

 

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大きなメダカが小さいメダカをいじめる

 

原因は、メダカの縄張り争いです。

メダカは、時々相手が死ぬまでケンカしています。

 

大きい魚同士で、相手が小さいと、小さいメダカはいじめられるように見えます。

いつも同じ魚が追いかけられているようでしたら、弱い子を別に移した方がいいと思います。

 

いじめるメダカを1匹、別の水槽に移すと、

すぐにまたイジメるメダカが現れて、結局同じ状態になることが多いです。

 

メダカのいじめや縄張り争いは隔離するべきか?

 

 

いじめは、完全な縄張り争いで、

メダカは自然界では視野に入らないエリアに達するまで繰り返し縄張り争いをします。

 

オス同士の場合では最悪ですと殺し合いになり、

メス同士の場合は卵や稚魚を食べてしまうことがあります。

 

メダカの大きさや匹数によりますが、隔離以外では隠れ場所を作ると問題は起きません。

隔離の場合では、水槽等のテリトリーを主張するメダカを隔離せずに、

他のメダカを隔離して後からテリトリーを主張するメダカを入れると大人しくなります。

 

メダカの繁殖を考えて飼育をしているのであれば繁殖は無理で、

稚魚の段階では自然淘汰されますので、問題は起きません。

 

メダカのいじめは水草で解消できる

 

メダカがメダカを追いかけ回す場合、水槽内の環境を少し変えてみることで解決できます。

水槽の中に水草をある程度の量を入れてみることは有効です。

 

人間側が良かれと思って、水槽内を広々とメダカが泳げるようにしてあげている、

それこそが、いじめを生むことにつながるかもしれないのです。

 

そこで重要な役目を果たすのが、水草です。

水草はメダカの隠れ家になり、いじめられるメダカにとっては救世主のような場所にもなるのです。

 

広い空間に投げ出されれば、

人間もストレスを感じやすいですが、メダカにとってもそれは同じことです。

 

適量の水草を水槽内に入れて隠れる場所を作ることで、

それぞれの空間が持てますし、実際、追いかけ回すという行為は見かけなくなります。

 

隠れ家を作る時のポイントは、

メダカの隠れ家になることで水草を大量に入れるのはやめましょう。

どのような水草を入れる場合でも、水草も生き物で環境が整っていれば

どんどん成長し数を増やすことも考えられます。

 

それによって水槽内が混雑してしまい、

水槽の中が水草でいっぱいになるということは、

メダカの動きが制御されてしまうので水草のトリミング作業が必要になります。

水草を増やし過ぎるのはメダカにとってもストレスにもなることを知っておくと良いと思います。

 

メダカはなぜ縄張り争いやいじめが起こるのか?

 

メダカが縄張り争いをする原因を突き止めれば

簡単に縄張り争いをなどの争いを止めさせることができるかもしれません。

縄張り争いが起きる理由は、水槽の 大きさに対して匹数が少なすぎるのが理由です。

 

こういったときは別の水槽から移すなどして

一つの水槽の中のメダカの数を調整することをお勧めします。

 

そうすることで何度も 小競り合いをしていたメダカの姿は見かけなくなります。

なぜ数を増やすと 縄張り争いをしなくなるのかというと争っても争っても数が多すぎるため

取れる縄張りが限られてているからと言われています。

メダカの性質をよく理解してから飼育することで無理なく飼育できると思います。

 

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