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ミナミヌマエビの最適な飼育方法 - フィルター(ろ過器)選び

2015年1月14日

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前回は、ミナミヌマエビの飼育に最適な底床についてお話しましたが、今回は、ミナミヌマエビの飼育に最適なフィルターについてお話しようと思います。

ミナミヌマエビを飼育する上で最適なフィルター選びで重要なことは3つあります。

 

ミナミヌマエビの最適なフィルター選び・ポイント1

 

 

1つ目は酸素不足にならないフィルターを選ぶこと。

これらを満たすフィルターは底面フィルター、スポンジフィルター、上部フィルター、投げ込み式フィルターがあります。

逆に、水中フィルターや外部フィルター、外掛けフィルターは酸素供給が物足りないので、使う場合はエアレーションを別に用意したほうがいいかと思います。

エビは酸欠に非常に弱いので、ここを適当にすると全滅の恐れがありますので酸素供給はしっかりするようにフィルターを選んでください。

 

ミナミヌマエビの最適なフィルター選び・ポイント2

 

2つ目は稚エビが吸い込まれないフィルターを選ぶこと。

ミナミヌマエビの最大の魅力は繁殖にあります。

 

稚エビが吸い込まれて死んでしまうという事故を避けるために極力吸い込まれにくいフィルター選んだほうがいいかと思います。

これらを満たすフィルターはスポンジフィルター、底面フィルターになります。

その他のフィルターを使う場合は吸込口に目の細かいスポンジを取り付けるといいかと思います。

 

ミナミヌマエビの最適なフィルター選び・ポイント3

 

3つ目はエビが餌を食べやすいフィルターを選ぶこと。

ろ材が水中にある場合、そこにいる無数のバクテリアを餌としやすいので、エビが餌不足で死ぬことが少なくなります。

これらを満たすフィルターは、スポンジフィルター、底面フィルターです。

その他のフィルターは濾材が水槽上部や外部にあり、エビが簡単に餌を取りにいけない構造になっています。

 

もちろん、水槽内にもバクテリアは存在しますのであまり気にする必要はないですが、

スポンジフィルター、底面フィルターはエビにとって餌を取りやすい環境を作ることができますのでお勧めです。

 

ミナミヌマエビの最適なフィルターのまとめ

 

以上のことから、ミナミヌマエビの飼育に最も適したフィルターはスポンジフィルター、底面フィルターと言えます。

 

ただ、ミナミヌマエビは水槽の主役になることが少ないと思いますので、その場合はエアレーションに気をつけながら、メインの熱帯魚に合わせたフィルターを選べば良いと思います。

ミナミヌマエビの繁殖を視野に入れて単独飼育をする場合は断然、スポンジフィルターと底面フィルターをお薦めします。

 

これらのフィルターを使って、ミナミヌマエビの繁殖にしてみてはいかがでしょうか?

 

底面フィルター、スポンジフィルターは楽天市場・Amazonでも販売しています

 

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この記事を書いた人:まめ

アクアリスト まめ

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まめ

自己紹介:

60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)

好きな熱帯魚:

コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ

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