孵化容器の保管方法
1・水槽など密閉できる入れ物に孵化容器を入れて蓋をする
2・保温用電球を設置する(28度をキープできるように)
上記の方法で孵化容器を保管していきますが、時々孵化容器の土を観察し乾いている時はスポイトもしくは霧吹きで「タッパーの端から」水分を補給させてあげます。 この時大切なのは、「乾きすぎも湿りすぎも良くない」ということ。 土があまりに湿っていると孵化の確立が著しく下がってしまうので注意が必要です。
孵化までの日数・オスかメスか
待ち遠しい小亀との出会いに「どれくらいの時間がかかるのか」が気になる方に少しだけ。
孵化までの日数は温度・種類によっても様々になりますが、高温であれば1ヶ月前後(孵化の確立は低い)で適温である26度~30度であれば2ヶ月前後で孵化します。
亀の性別は温度によって決まるそうで、27度~29度で管理した場合がメスになり24度前後もしくは34度前後で管理した場合はオスになるそうです。
もし欲しい性別が決まっているのなら試してみても良いかもしれませんね。
亀の飼育・繁殖のまとめ
今回は素人には憧れはあれどなかなか手が出せない「繁殖」について書いてきましたが、野性の亀ですら失敗することは当たり前にあるんです。
人間の手で孵化させるのに失敗してしまう原因としては ・もともと悪い(弱くて孵化ができない)卵だった ・孵化させるにあたっての管理(温度や湿度・移動など)が不十分だった がほとんどになると思いますが、1回・2回の失敗は野生の亀だってします。
せっかく飼育している亀が繁殖できるのであれば、本能として小亀を産ませてあげたい。
小亀を甲羅に乗せて「親亀小亀」をやってみたい(私だけですか?)
その気持ちで、失敗にめげずにチャレンジしてみて下さい。
少しでも参考になれば幸いです、こふぐでした。
亀の産卵動画
卵が落ちてくる瞬間、感動しますね。あなたもぜひ、亀の産卵にトライ!
—はじめてのカメと暮らし方—
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この記事を書いた人:こふぐ
<自己紹介>
初めまして、「こふぐ」と申します。
アクアリストとは名ばかりの、飼育している亀・魚に奴隷のように扱われている飼い主です(笑)
・好きな魚
ミドリフグ・インドトパーズパファー・八の字フグ・レッドテールキャット・バールフッシュ類・ダンゴウオ・・・まだまだたくさん!
・好きな亀
セイブニシキガメ・タイワンハナガメ
飼育中のみんな
ミドリフグ5匹・インドトパーズパファー1匹・イトマキヒトデ1匹・ビスケットグリーンスター1匹・ヒメダカ6匹・ヒメダカの稚魚15匹くらい・セイブニシキガメ
つたない文章でしたが少しは参考になれば幸いです。