まるで水族館にいるかのようについ見入ってしまうこともあるのがアクアリウムの魅力と言っても良いでしょう。
しかし、初めてのアクアリウムとなるとどんな魚の種類があってどのようにすれば良いのかが悩むものでしょう。
そんな時にお勧めしたいのは小型のカラシンから始めてみることです。
この記事の目次
カラシンって、何?
カラシンというのは熱帯魚の種類の一つです。
有名な所で言えば、「ネオンテトラ」と言えば大抵の方は御存じではないでしょうか。
この「ネオンテトラ」は私も初めての水槽を立ち上げた時に最初に選んだ魚でした。
その理由は、あの色合いが正しく熱帯魚と感じたことです。そして、色々な飼育書にも初心者向きの魚と書いてあった為でした。
しかし、この「ネオンテトラ」は意外に難しい所がある魚です。
初心者向けというのは値段が初心者向けだったのは確かですが・・・。
ネオンテトラの個体の特徴
この「ネオンテトラ」は小さい時と老齢期にはとても水質の変化に弱いのです。
ですから、初心者のうちはある態度の大きさになっている個体を選ぶことをお勧めします。
ショップなどではSSサイズ等という表現が良く使われています。
SS~Sサイズのものはまだ幼い個体が多くLL以上の場合は老齢に入っている場合が多いようです。
ここから分かるように、MかLと表示されている個体が最もお勧めです。
2センチ程度~3センチ強という見方でも良いでしょう。
ネオンテトラの平均寿命はどれくらい?
熱帯魚の紹介などで、平均寿命というものがよく書かれています。
「ネオンテトラ」の場合は約2~2.5年というところが一般的に書かれているようです。
ここで初めて、アクアリウムを始める方が間違えやすいことがあります。それは、この平均寿命の捉え方です。
ショップで購入した日を基準にして2年以内に死んでしまうと自分の飼い方が良く無かったではないかと考えてしまうものです。私も最初、それで悩みました。
しかし、ショップの水槽に居る時には生まれてから既に数カ月を過ぎているのです。
卵から孵化した幼魚を買ったのではないのですから当り前です。
大凡、ショップでSSサイズもものであれば、約半年を過ぎています。
Mサイズであれば1年から1年半といった所でしょう。
ですから一年を持たずして死んでしまったとしてもそれはごく普通の寿命であったと考えてよいのです。
「ネオンテトラ」の飼い方
「ネオンテトラ」の魅力は群泳に代表されるようです。
確かに数多くを入れる事で流れるカーテンのような幻想的な空間を演出してくれます。
こういった意味でも初心者的な値段である事はとても助かります。
とても怖がりですぐに群れる習性があるのですが慣れてくると水槽に近づくだけで水面近くまで上がってきて餌をねだるようにもなってきます。
こうなると更に可愛さがましてついつい餌をやりすぎるようにもなります。
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ネオンテトラに与える餌の量
餌のやりすぎは水質も悪化させるので注意が必要だと言う事も飼育書などにはよく書かれている事です。
そして、適度な餌の量として良く使われているのが「数分で食べつくす量」という表現です。
数分とは3分なのかそれとも9分までなのかと悩むものです。
「ネオンテトラ」の場合、もっとも可能性が高い餌は人工餌(細かい粒状かフレーク状)でしょうから付属のスプーンなどで軽めに入れてみましょう。
ある程度を食べたら同じようにもう一度上げてみるのです。こうして4~5分程度やってみた総量が適量に近い量です。
しかし、これは魚の数や成長具合・時期などでも変わってきます。
何度かやっているうちに感覚が分かってくると思いますのであまり神経質にならないで良いでしょう。
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初心者が最初に始める時に迷ったら小型カラシンがオススメまとめ
「ネオンテトラ」はとても綺麗な魚ですのでその泳ぎを見ているだけでも水槽に見入ってしまうものです。
しかし、他にも色々に魚を入れてみたくなるのがアクアリウムの奥深いところです。
次回は「ネオンテトラ」と混泳させることが出来る同じカラシン族の魚たちを紹介していきたいと思います。
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泳ぐ宝石ネオンテトラの魅力動画
水草水槽やアクアリウムを始める初心者の方におススメな熱帯魚ですよ。
とても綺麗でまるで泳ぐ宝石です。
何時間も眺めていられます。
—熱帯魚の王様—
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この記事を書いた人:EmiJah
自己紹介:
なんのかんので10年の熱帯魚歴になってしまいました。現在のメインは「ディスカス」。繁殖した、子ディスカスも元気に育っています。
好きな熱帯魚:
ディスカスを筆頭に淡水魚全般、魚以外も・・・。