どの熱帯魚屋さんにも大体置いてあるレッドチェリーシュリンプをご存知ですか?
小さくて発色のきれいなレッドチェリーシュリンプ。専用水槽で飼育する人もいるくらいファンの多いエビちゃんです。
お値段も他の赤系のシュリンプに比べて低価格で購入できるので、導入しやすいのもうれしいですね。
そんなレッドチェリーシュリンプの飼育方法等を今回はご紹介いたします。
まずはレッドチェリーシュリンプ飼育基本データから!
とにかく弱いエビ
ミナミヌマエビという透明の身体をしたエビの改良品種とも言われているレッドチェリーシュリンプ。
エビ全般に言われることですが、水質の変化に弱いので、購入直後の水合わせにはいつも以上に気を遣うようにしてください。
酸欠には特に気を付けて!
エビは酸欠を起こしやすい種類なので、水槽はエアレーションを設置してあげましょう。
また、飼育中に水面に集まるようなら要注意。
酸欠を起こしている可能性があるので、そのような状態が長く続く場合には、即エアレーションを導入してください。
CO2を添加している水槽は特に添加時間は気にするようにしてください。
日中忙しい人や、旅行に行く予定があるという人は、タイマーつきのコンセントタブが便利です。
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レッドチェリーシュリンプの適正水温は?
水温は24℃前後が望ましいです。
エビに高温に注意しましょう。
夏場の温度が上がりやすい時期にはとくに気を付けるように!
夏場は放っておいても水温が30℃になることがあるので、冷却ファンなどを用いて、適温を保つようにするのがベストです。
エサは何がいい?
基本的にはコケも食べてくれるので、お掃除役で導入している人も多いです。
混泳水槽ですと、他の熱帯魚が残したエサを食べることもあります。
あとはエビ専用の底エサがあるといいようです。うちではコリドラス用に用意したテトラコリドラスをつまつま食べてくれます。
水槽内では隠れ家を作ろう
混泳水槽は特に隠れ家を用意してあげるようにしましょう。
夜行性なので、昼はほとんど姿を見せません。
どこにいるのかと思いきや、流木の下の細い所に隠れていたり、キスゴムの間に挟まっていることもあります。
「ええ?!そんなところに挟まっている?!」と驚くことも多いです。
水草も多くいれてあげて、自然により近い環境を演出するとエビたちも落ち着いてくれます。
底砂はソイルが最適!他の砂利は??
エビにソイルが最適という理由は、ソイル自体が水槽内の飼育水を弱酸性に傾けてくれるからです。
じゃあ砂利は絶対ダメなのかというと、そういうわけでもありません。
実際うちでは砂利を使用していますが、特に問題点もなく皆元気に育っています。
ただし、細かい砂利は食べることがあるので、水槽内では厚めに敷いておきましょう。
次にレッドチェリーシュリンプを繁殖させてみよう
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