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これだけ読めば丸わかり!淡水フグ(テトラオドン ファハカ)の飼育方法や混泳、餌を徹底解説!

2015年12月1日

 

生餌を食べ始めると「テトラオドン・ファハカ」は著しく成長をし始めます。

最初は小型の「スネール」を与えているとそれだけでも十分ですが更に大きく成長させるためには色々な生餌を与える必要が出てきます。

どんな生餌が適しているのでしょうか。

 

テトラオドン ファハカの餌:ヒメダカの場合

 

肉食魚の生餌といえば確実にその名前が知られているのは「ヒメダカ」です。

これはもともと自然界にいた種類ではありません。品種改良をおこなって作りだされたものです。

イベント会場などでメダカすくいなどをしている時にもこの種が良く使われています。

最初はメダカを襲うなどと言う事が本当で出来るのだろうかと思うのですが心配はいりません。

最初の内は警戒していてもだんだんとそれが餌であると認識し始めて追い回すようになります。

こうしてなんども追い回している内に隅へと追い詰めたり、擬態して待ち伏せをしたりと淡水フグらしい行動を見せてくれるようにもなってきます。

ある程度成長すると10匹程度のメダカならあっという間に食べつくすようにもなってきます。

 

テトラオドン ファハカの餌:淡水エビの場合

 

耐水エビも「テトラオドン・ファハカ」にとっては最高のごちそうです。こちらも殻がある事から歯の伸びすぎ防止にも効果があります。

しかし、ペットショップで売っている淡水エビといえば「ヤマトヌマエビ」や「ミナミヌマエビ」が大半です。

これらは餌用としてではなくコケ取りや残餌掃除の為にタンクメイトとして入れられるものです。

しかし、これらのものも「テトラオドン・ファハカ」から見ると美味しそうなごちそうとなります。

かといって、これらを餌として与えるのは先ず経済的な負担が大きくなってしまいます。そこで登場するのが餌用の淡水エビです。

「スジエビ」と呼ばれる種ですがこれが最も安価です。

この淡水エビは餌として、とても優れているのですが水槽のメンテナンスにちょっと手間がかかります。

 

淡水エビを餌にした場合のデメリット

 

 

それは、消化しきれないエビの殻を「テトラオドン・ファハカ」が全て履きだしてしまうからです。

小型の網などを用意しておいて出来れば毎日、取ってあげると良いでしょう。

 

この「スジエビ」ですが、ペットショップで購入すると1匹あたり約10円程度がかかります。

それをもっと格安で入手する方法もお伝えしておきましょう。

「スジエビ」は釣り具屋さんで「シラサエビ」という名前でも売られています。

しかも、こつらの「シラサエビ」は釣りの巻き餌にもされる事もあり升単位で売られています。

升一杯で500円程度。

しかも、性格の数えた事はありませんが一回に15~20匹程度を毎日与えても一週間以上ありましたからコストパフォーマンスとしては最高です。

他にも釣り具屋さんには「テトラオドン・ファハカ」が喜びそうな生餌が沢山ありますが余程の自信が無い限りはこの「シラサエビ」程度にしておきましょう。

その理由は釣り具屋さんの生餌はそのメインが海水魚を釣るためのものであるからです。

 

関連記事:ミナミヌマエビを安価に手に入れる裏ワザ

 

テトラオドン ファハカ飼育に注意しておくべきこと

 

 

釣り具屋さんの生餌は海水魚を釣るためのものである事から海水域で生息しているものが大半です。汽水域であっても当然塩分が含まれています。

「テトラオドン・ファハカ」にとって塩分は命を落とす危険があります。

塩分は淡水魚によってその浸透圧により呼吸困難を引き起こさせる原因にもなります。

ですから、海水や汽水の生物の体内には少なからず塩分が含まれておりそれが淡水魚の致命傷にもなりかねないのです。

 

ここで念の為に注意しておきたい事をお伝えしておきましょう。

この塩分はスーパーなどで売られている魚介類も同じ場合が大半です。

よく間違えられるのは、「シジミ」です。○○湖産と書かれていると淡水のものだと考えられるのですがその多くは汽水域のものです。

「テトラオドン・ファハカ」が貝食の性質を持っている事から「シジミ」を与えようと考える方も多いのですがこれは最悪の場合、大切に育ててきた「テトラオドン・ファハカ」を失う事にもつながりかねません。

他にも「サワガニ」などを与える事もありますが同じように純淡水で生息しているものである事を確認してから与えるようにしてあげてください。

 

又、淡水フグはその身体に鱗をもっていません。

その為に水中に塩分があると体表からも直接吸収してしまうのです。

同じように皮膚からの感染をする病気にも弱いので水槽の定期的な清掃をしてあげると良いでしょう。

 

慣れて大きくなると「テトラオドン・ファハカ」は水槽に近づいただけで水面まで上がってきて鰭をフル回転させながら餌をねだるようになります。

通称、「エサくれダンス」と呼ばれているこの行動が見られるようになるとその可愛さもさらに増してくるのです。

 

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この記事を書いた人:EmiJah

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自己紹介:

なんのかんので10年の熱帯魚歴になってしまいました。現在のメインは「ディスカス」。繁殖した、子ディスカスも元気に育っています。

 

好きな熱帯魚:

ディスカスを筆頭に淡水魚全般、魚以外も・・・。

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