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【迷ったらこれ!】ビオトープで楽しめる植物をお伝えします!

2016年4月3日

 

 

ビオトープで主に楽しめる植物は水辺を好む植物がほとんどですが、

 

土の湿度などさえしっかり管理できていれば通常の観葉植物でも楽しむことができたりするものです。
今回はビオトープで育成できる水棲植物を基本として、ビオトープで楽しめる植物についてまとめます。

 

 

ビオトープの植物の基本は水棲植物

 

水棲植物とは自然界で川などの水の近くや一部水に使っていたり、

完全にす水中にある水草などの総称です。

水棲植物の育成は水辺植物それぞれの本来の環境さえしっかりわかっていればそう難しいようなものでもありません。
ひとつの例を挙げれば、本来は根っこや根元までしか水中に浸からない水棲植物を茎や葉っぱまで

水没させてしまっては枯らせてしまうことになってしまいます。

 

このようなトラブルは使用する水棲植物がどのような観葉で自生しているのかを知っていれば防げるものです。
つまり水棲植物の育成には『水辺植物に合わせた環境で育成すること』が重要となってきます。

 

水草のようになんでもが水没させてしまっていいわけではないのがビオトープとアクアリウムの違いのひとつでしょう。

 

水棲植物の種類・特徴

 

 

水棲植物は大きく5つのグループに分けることができます。

では5つにグループ分けしてご紹介したいと思います。

 

◎湿地植物

 

湿地植物は根も葉もどの部分も水に浸ってしまわない環境で基本的には自生しています。

一時的に水位が上昇してしまった時には水に使ってしまうことがありますが、

短期間であれば枯れることなく育って行くことが可能です。

このためビオトープで湿地植物を使用する際には土が湿っていても

できるだけ水没させないようにすることが重要です。

湿地植物の一例としてはキショウブがあります。

キショウブは根元をできるだけ常に湿った状態で管理することで育成することができます。

もちろん長期間の根の水没は枯れる原因となります。

毎年4月から5月頃に開花するのでビオトープで使うときには3月頃には植えておくといいでしょう。

 

◎抽水植物

 

注水植物は根っこから茎の根元程度までは水に使った状態で自生していますが、

茎が高く伸び、葉っぱや花の部分は水面から出て育っています。

ビオトープで使用するときにはちょうど良い位置に植えられるように水位や土の盛り具合で植える場所を調整しましょう。
ビオトープの場合は盛った土が崩れることもありますので、

土壌はしっかりと作り、崩れていないかのチェックもしたほうがいいでしょう。
抽水植物の一例としてはオモダカをご紹介します。
オモダカは寒さに比較的強い種類の抽水植物です。

成長が早く、大きいものでは60センチ以上の背丈になる種類です。
水位に注意して育成しましょう。

開花は暖かくなってきた6月から7月なので

春になったころに植えれば開花時期にはしっかり花を鑑賞できることでしょう。

 

◎浮葉植物

 

浮葉植物は根っこや茎は水中にあり、葉っぱが水上に浮いているものをいいます。

水位が上がり過ぎると葉っぱが水没しますが長期間でなければ枯れることはありません。

水位が低くなり過ぎないように注意しましょう。

睡蓮などが浮葉植物にあたります。

 

◎浮水植物

 

 

浮水植物はいわゆる浮草のようなものです。

ホテイアオイが浮水植物のひとつです。

根っこ・茎・葉などのいずれの部分も底にはつく事なく、

一部は水中ですが、ほぼ全体が水面に浮かんでいる種類です。

浮草ですので水が枯れなければ育成する事ができます。

 

 

◎沈水植物

 

沈水植物とはいわば「水草」のことです。

根っこから茎・葉まで全体が水中で育ちます。

どれだけ水位が増えても問題ありませんが、

水位が低くなって水から植物が出ないように注意しましょう。

カボンバ・アナカリスなどがビオトープでは使われやすい種類です。

 

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この記事を書いた人:meganuma

meganuma スタッフ

 

自己紹介:現在は900×600×450水槽で主にプレコ飼育と金魚鉢で金魚飼育、ビオトープで水辺植物やメダカ飼育をしております。

好きな熱帯魚:アシュラプレコ・アカリエスピーニョ・キングコングパロット、挙げればきりがありませんね。

 

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