前回から引き続きゼブラダニオ飼育に適したフィルターの話になります。
ただ、今回お話するフィルターはすべて小型水槽向けのフィルターになります。
ゼブラダニオに外掛けフィルター
まず、外掛けフィルターですが、こちらは上部フィルターと似た構造になっていて、メリットデメリットも上部フィルターと似たようなものです。
ただ、上部フィルターより小さく濾過能力で劣る分、価格が抑えられるのがメリットでしょうか?
小型水槽でゼブラダニオを飼育する場合、外掛けフィルターが最有力候補かと思います。
20cm水槽などでパイロットフィッシュとして役目を終えたゼブラダニオを飼育する場合などはこのフィルターでいいかと思います。
20cm水槽だと、必然的に魚の数も多くはできませんし、いっそゼブラダニオ1匹で飼育すれば隠れ家を作る必要もないですし管理が楽かもしれません。
ゼブラダニオにスポンジフィルター
また、スポンジフィルターですが、正直、このフィルターでゼブラダニオを飼育するメリットはほぼないと思います。
水槽内で邪魔になりますし、大きな水槽では濾過能力不足になりますので、使い勝手が悪いです。
小さな水槽だと存在感がありすぎてフィルターを飼育している感じになりますし、今回はこのフィルターの出る幕はなさそうです。
上手く繁殖できて稚魚が生まれた場合は稚魚水槽に使うことがあるかもしれません。
ゼブラダニオに水中フィルター
他には水中フィルターがありますが、水中ポンプ式、エアレーション式合わせてどちらも小型水槽なら悪くない選択肢だと思います。
30cm以下の水槽ならこれらのフィルターで十分かもしれません。
水中ポンプ式だと小型水槽に適したフィルターのなかでは最も水草の育成にに適したフィルターになりますので、意外と使い所があるかもしれません。
エアレーション式は水槽の形を選びませんので、金魚鉢などで飼育する場合に使えるかと思います。
ただ、このような特殊な使い方をする以外は特に必要ないかと思います。
ゼブラダニオにはやっぱり外部フィルターがイイね
と、いうことで基本的には外部フィルターを使って水草水槽にするのが一番かと思います。
生体重視にするなら上部フィルター、小型の水槽なら外掛けフィルターが一番適していると思います。
ただし、金魚鉢など丸い形の水槽で飼育する場合、外掛けフィルターが使えませんのでエアレーション式の水中フィルターがいいでしょう。
とはいえ、基本的にはかなり丈夫な魚なので混泳を考えなければそれほどフィルターに気を使わなくてもいいかもしれません。
ゼブラダニオの食事風景動画
takahashi taiyou氏によるゼブラダニオ・ゼブラフィッシュとグリーンファイヤーテトラの食事風景動画です。
食欲が半端ないですねー。
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ