ゼブラフィッシュ またはゼブラ・ダニオ (学名:Danio rerio)
さて、前回はゼブラダニオの飼育について基本的なことを話しましたが、今回から、細かい話をしていこうと思います。
いつも通り底床やフィルター、混泳できる魚について話していきますが、今回は底床のお話です。
ゼブラダニオの水質は?
まず、ゼブラダニオはインド原産の弱アルカリから中性を好む魚です。
かなり丈夫な魚なので水質についてはあまり気にしなくても飼育できますが、
繁殖を狙う場合などできれば適した環境を用意してあげるといいかと思います。
ゼブラダニオに適した底床はソイル
さて、ゼブラダニオに適した底床ですが、一番はソイルだと思います。
ソイルは弱酸性を保ってくれますので、水質も問題ありませんし、なにより水草を育てやすいです。
ゼブラダニオは割と気性が荒く他魚に攻撃しますので、隠れ家となる水草を入れてあげると混泳しやすくなるかと思います。
また、ゼブラダニオのゴールドとブルーの体表は真っ黒のソイルとよくマッチします。
ゼブラダニオの美しさを際立たせるならソイルで間違いないと思います。
ゼブラダニオには田砂を使うのもあり
他にも、田砂を使うという手もありますが、こちらは水質が中性付近になることが多いです。
そのため、水質はゼブラダニオが好むものになりますので相性はいいかと思います。
ただ、田砂は水草を育てにくいので混泳する際には気をつけたほうがいいです。
土管などのアクセサリーを入れて隠れ家にしてもいいですし、石や流木を使うのもいいかもしれません。
また、それらにアヌビアスナナやミクロソリウムを使うとより綺麗な水槽になると思います。
田砂といえばコリドラスと相性がいいですが、ゼブラダニオとの混泳も問題ないので、田砂を使った場合、タンクメイトはコリドラスで決定だと思います。
ゼブラダニオに大磯砂はどう?
また、大磯砂を使うのもありですが、こちらは水質が弱アルカリ性に傾くので少し使いづらいです。
長期的な管理をするならソイルより使い勝手がいいので、水質には目をつむって使用するのもありかもしれません。
ただし、こちらも水草は育てにくいので、田砂と同じようにアヌビアスナナやミクロソリウムを使うか、
もしくはクリプトコリネやアマゾンソードなどしっかり根を張る育てやすい水草を使うのもいいかもしれません。
このように、底床によって少し育て方が変わるかもしれませんが、基本的には丈夫な魚なので、どの底床でも問題なく育てることができます。
普段使わない底床をテストしてみるのもいいかもしれませんね。
ゼブラダニオの繁殖に挑戦中動画
今回もゼブラダニオに関する動画になります。
世界最強アクアリウム&高橋魚紳の釣り日記がYoutubeでアップしている動画です。
この方の動画は飼育以外にもトークが面白いのでいつも楽しく動画を見ています。
オススメ動画の1つです。
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ