ビオトープに一工夫したい・ビオトープをもっと良い感じにしたい!という方向けに今回はビオトープに最適な浮草を紹介します。
他にもビオトープに浮草を入れる事によってビオトープ内で飼育している生体達にもメリットもあります。
ビオトープの水面に浮草を浮かべる事によって、水面したに複雑で細かい根が沢山伸びる事から、メダカの卵を植え付ける事によって、メダカが孵化しやすくなります。
そもそもメダカは卵を食べてしまう事から複雑にすれば生存率も上がる事になりますよ。
他にもメダカの稚魚は親メダカにも捕食されやすいので隠れ家にも担ってくれます。
又、水面に浮草を浮かべれば真夏日の水温上昇も抑えてくれる事から非常にメリットだらけ。
それでは、オススメの浮草を紹介しよう!
ウォーターポピー
ウォーターポピー(学名:水雛芥子)
ウォーターポピーは黄色から白色と大変綺麗な花を咲かせてくれる水辺植物です。
もしビオトープが殺風景であれば、ウォーターポピーを入れるだけでもだいぶイメージが変わります。
ビオトープでも人気の高い浮草で開花期は8月~9月と、丁度いまのシーズンには最適ですね(この記事は7月28日に掲載しました)
大きさも500円硬貨をちょっとだけ大きくした程。
ウォーターポピーは3枚の花弁からなる単純な構造をしていますが、一夏で数十株にもなり次々と可愛らしい花をさかしてくれますよ!
サルビニア ククラータ
サルビニア ククラータ(学名:Salvinia Cucullata)
浮草の形がフードの形状をした独特の形をしております。
葉の表面には薄い毛があり、育成には強い日光が必要です。
日光が良い感じに当たり環境がよければ葉のフードの形が更に強まり立体感が生まれます。
眺めて楽しい個性的な浮草の1つです。
アマゾンフロッグピット
アマゾンフロッグピット (学名:Limnobium sp)
こちらは浮草の王道でお馴染みのアマゾンフロッグピット。
1枚あたり100円ぐらい硬貨の大きさで、蛍光灯やLEDの光で一気に増えます。
私は室内の水槽にも入れた経験がありますがすぐに増え、時折処分しておりましたが、それほど増えやすい浮草です。
こちらの浮草は葉の形も丸く、濃い緑色をしていることから、ビオトープに落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
ウキクサ
ウキクサ(別名:浮草)
名前からしてそのまんまですね(笑)
こちらは日本でも夏に水田や流れの少ない場所で生息している浮草です。
形も非常にシンプルで丸く、根っこは細いです。
大きさも米粒程の浮草で他の水草に付着しちゃいますので、新しい水草をビオトープに入れる際は注意しましょう。
また、葉の表面は緑色ですが葉の裏側は赤茶色です。
強い光を長時間浴びると赤みが強まってきます。
とても可愛らしい水草の1つで涼しさを感じます。
オオサンショウモ
オオサンショウモ(別名:大山椒藻)
大きな葉を持つ水草なのでメダカの産卵や稚魚の隠れ家には最適です。
葉の表面には薄い毛があり、3本程度、毛先が結ばれていることから水を弾くようになっています。
オオサンショウモを一回り小さくしたサンショウモも存在していますが、ビオトープに入れるならこちらがオススメです。
ビオトープに最適な浮草のまとめ
今回紹介した浮草はどうでしたか?
それぞれの浮草に特徴があり且つビオトープ入門者にも簡単に育成できる浮草です。
ビオトープが殺風景だったり、メダカの産卵や稚魚の隠れ家にも最適です。
また、夏場は水温が上昇する事から浮草を浮かべる事により多少水温の上昇も抑えてくれます。
見て楽しいビオトープですが生体にとっても大変メリットだらけですので是非、導入を検討してみて下さいね。
アマゾンフロッグピットを綺麗に増やす動画
アマゾンフロッグピットを増やす方法を動画で解説しています。
まぁ増やすのは非常に簡単なので、神経質になる必要はありませんが、動画の投稿主の独自の方法は大変参考になるかと思います。
1分15秒の動画ですのでお時間があれば一度鑑賞してみてください。
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編集後記
最近、バッグやクロームキャスト、ペンタブレットを購入など、出費が酷いですが、
近日中にペンタブレットやバッグのレビュー記事も公開しようと思っています。
とても良いアイテムなので生活の水準がアップしました。
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