(熱帯魚)キングコングパロットファイヤー Sサイズ(1匹) 北海道航空便要保温
パロットファイヤーは、人の手によって生み出された魚。
最初は赤いパロットファイヤーだけでしたが、
近年はカラフルなバリエーションが揃うようになりました。
野生の性質を残した魚たちとはまったく違う、
おっとりした泳ぎと派手な体色を愉しんでください。
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この記事の目次
パロットファイヤーの基本情報
(熱帯魚)キングコングパロットファイヤー Sサイズ(1匹) 北海道航空便要保温
フラミンゴシクリッドとシンスピルムを交配させた改良品種です。
約20cmまで成長します。
色素注入によりピンク、イエロー、グリーン、ブルー、
パープルといった原種から想像のつきにくい派手な体色を実現しました。
寸詰まりな体形は、本来なら淘汰される形質を固定させたものです。
らんちゅう同様、野生下では生きていけない体に仕立てられたことや、
色素注入には賛否があるかもしれませんが、
ブリーダーたちの技を感じながら飼育するのもひとつのスタイルでしょう。
パロットファイヤーの飼育情報
改良品種だけあって飼育はとても容易です。
特徴である独特のおちょぼ口(これも品種改良によるものです)と、
ゆったりした泳ぎ方のため、摂餌に時間がかかります。
他魚と混泳させている場合、
パロットファイヤーまで餌が回るよう気をつけてください。
フラミンゴシクリッドの荒っぽい気性は残っており、
同種やシクリッドの仲間とは争うことがあるので注意が必要です。
特に他種の場合は先にちょっかいを出しておきながら簡単に負けてしまい、
自分が弱ってしまうこともあります。
パロットファイヤーの水槽
やや大型に成長しますが、遊泳性が高くないので60cm規格水槽でも飼育可能です。
単独飼育すると気性の荒さが引っ込み、むしろ臆病な性質になります。
大型魚と混泳を楽しむなら90cm以上のサイズを用意しましょう。
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パロットファイヤーの水質
中性付近の幅広い水質に対応します。基本的にカルキ抜きした水道水で大丈夫です
餌取りが下手で、食べ残しから水質悪化につながるので、
ろ過効率の高い外部フィルターを用意した方が安心です。
残滓対策にクラウンローチを混泳させるのもアイデアです。
クラウンローチ用の餌とシェルターも用意します。
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パロットファイヤーの底砂
中型シクリッドに共通する事柄ですが、
フンの量が多いのでベアタンクの方が管理は楽です。
興味を持ってつつき回してしまうので、水草もあまり向きません。
同種を複数飼育する場合、
弱い個体のために隠れ家となるパイプを入れてあげるとよいでしょう。
パロットファイヤーの餌
人工飼料、冷凍アカムシ、クリルなど選り好みせずよく食べます。
魚食性の性質はしっかり残しているので、メダカはよい生餌になります。
赤系の色揚げ効果があるアジアアロワナ用の餌もおすすめです。
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パロットファイヤーの混泳
アロワナやポリプテルス、ダトニオなど、パロットファイヤーが興味を示さない魚がおすすめです。
オスカーなど中型シクリッドは返り討ちにされるので避けましょう。
泳ぎが遅いからと、小型魚を入れておくと食べてしまうことがあります。
体形のよく似ている金魚と混泳させるケースもありますが、パロットファイヤーに狙われがちです。
パロットファイヤーの主な品種
キングコング・パロットファイヤー
より大型魚と混泳しやすいよう、サイズアップした改良種。
30cmほどまで成長します。飼育法はパロットファイヤーと同じです。
ハートテール・パロットファイヤー
ノーテール・パロットファイヤーとも呼ばれます。
尾びれの欠損したパロットファイヤーを固定させた究極の改良品種とも呼べる存在です。
尻びれが発達しているので、背びれとともに体の後ろ半分がハート形に見えます。
パロットテキサス
同じシクリッドの改良品種であるフラワーホーンの系統にあたります。
体形はパロットファイヤーですが、
テキサスシクリッドのメタリックなブルーがよく乗っています。
パロットファイヤーの飼育動画
パロットファイヤー飼育のまとめ
人の手が加わっているという点でパロットファイヤーと金魚は良く似ています。
金魚愛好家がパロットファイヤーを飼い始めたり、その逆のケースもよくあるそうです。
熱帯魚、金魚の区別なく、丸っこい体形の魚たちが泳ぐ空間はたまりませんよ!
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