(photo by wikipedia ヒメダカ)
今回はメダカの種類についてお伝えしたいと思います。
特にヒメダカと楊貴妃は似ているけど違いは何?どうやって見極めるの?など簡単に解説していきますね。
この記事の目次
ヒメダカってなに?
(photo by wikipedia ヒメダカ)
ヒメダカとは突然変異によって黒色の色素を欠いたオレンジ色の体色を持ったメダカで、突然変異型なので野生のヒメダカは存在します。
黒メダカよりも目にする機会が多いかと思われます。
楊貴妃めだかってなに?
ヒメダカよりも色の濃く、赤に近い色の品種です。
なかには本当に真っ赤な個体も存在するので、楊貴妃の色域はオレンジ色~赤色と個体差が激しくなります。
楊貴妃とヒメダカの違いは何?
楊貴妃とヒメダカの説明を聞くと必ず生まれる疑問が、楊貴妃とヒメダカの違いです。
違いを考えるうえで重要になるのが”楊貴妃メダカの定義”ですが、、、、、
上記でも述べた通り、一般的にヒメダカよりも濃ゆい個体(ヒメダカの色の中で特に色の濃ゆい個体)を楊貴妃と呼ぶ場合がほとんどだと思います。
しかし、売られているものの中にはヒメダカと同じ濃さの個体や、ヒメダカよりも色の薄いものもいます。
というのも”楊貴妃の定義”というのはきちんとしたものではないからです。
ということで、楊貴妃とヒメダカの違いは明確には無いということが結論になります。
楊貴妃とヒメダカは体の色が薄くならないの?
基本的にメダカは保護色機能があるため、飼育環境によって色の濃さは変化します。
暗い色の飼育環境ほど色は濃ゆくなります。餌も関係する場合もあります。
色揚げ効果のある餌を使ってこゆくしたメダカは、普通の餌に戻すと色が薄くなります。
ということでメダカの色は薄くなることがあります!
ですが色揚げの餌を使ってなくて、もともと色の濃ゆいメダカの場合は色が薄くなりにくくなります。
楊貴妃ってどこで買えるの?
ノーマルの楊貴妃なら魚を扱っているペットショップでも購入出来ると思いますが、珍しいのになるとインターネットじゃないと手に入らないものもいます。
ノーマル楊貴妃は色がオレンジ色に近いと500円前後で購入可能ですが、綺麗な朱色だとノーマルでも2000円と4倍近く高くなり、赤色に近くなると10000円で売買されることがあります。
このように楊貴妃は、同じ種類で値段の振り幅が大きいのが1つの特徴になります。
ちなみにノーマルヒメダカは1匹数十円程度なので、楊貴妃という名前でかなり高くなることがわかります。
ヒメダカと楊貴妃のまとめ
最後にヒメダカ、楊貴妃を購入する際は色の濃さを気にする事をおすすめします。
特に楊貴妃は値段の振り幅が大きいため、購入するお店が高すぎるかどうかを調べてから購入しましょう。
中にはヒメダカを楊貴妃として売っているお店があるので、見極めが重要になります。
損のない買い物をしてください。
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楊貴妃はネット通販でも購入出来ます
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この記事を書いたアクアリストライター:まりももり
主にメダカを中心とした熱帯魚を飼育中