前回は、コリドラス・ステルバイを飼育するのに最適なフィルターと言うことで、外部フィルター、上部フィルター、外掛けフィルターの3つについてお話しました。
今回は、その続きということで、スポンジフィルター、底面フィルター、投げ込みフィルターについてお話しようかと思います。
この記事の目次
コリドラスにスポンジフィルターってどうなの?
まず、スポンジフィルターについてですが、こちらはコリドラス・ステルバイを飼育するのにそこそこ相性がいいフィルターになります。
エアレーションを兼ねてくれるので、酸素供給量の心配はありませんし、特に悪い点も無いかと思います。
スポンジフィルターは水中に設置するため、どうしてもレイアウトの邪魔になり、水草との相性が悪いですが、コリドラスの飼育に水草をあまり使わないので、この点もあまりデメリットにならないかと思います。
また、コリドラス・ステルバイを始めとするコリドラスの入門種は割りと繁殖が容易です。
そのため、稚魚を吸い込まないようにするという点でも、スポンジフィルターはありかと思います。
コリドラスに底面フィルターはどうなの?
また、底面フィルターについてですが、こちらはコリドラス・ステルバイを飼育するのに相性がかなり悪いフィルターだと思います。
底面フィルターはその性質上、どうしてもゴミや汚れが底面に集まりやすいです。
コリドラスはその汚れた底面、底床で生活することになりますので、病気をしやすくなるのであまり良くないかと思います。
さらに、コリドラスの底床は田砂がベストですが、底面フィルターと砂が非常に相性が悪いというのもおすすめできない点になります。
底面フィルターに大磯砂を使って飼育というのも不可能ではないのですが、難易度が上がりますので、初心者にはおすすめできない組み合わせだと思います。
コリドラスに投げ込みフィルターはどうなの?
最後に投げ込みフィルターですが、エアレーションを兼ねるブクブクタイプは濾過能力がやや低いものの、小型水槽での飼育なら、かなり向いていると思います。
また、水中フィルターと呼ばれるタイプも相性は悪く無いかと思います。
ただ、こちらの場合はエアレーションに注意した方がいいかもしれません。
コリドラスに最適なろ過器のまとめ
以上の点から、どのフィルターを使うかということですが、ベストなのは上部フィルター、次に、スポンジフィルターか投げ込みフィルターです。
逆に、最も使ってはいけないのが底面フィルターになります。
一言で熱帯魚と言っても、いろんな魚がいます。
それぞれの好む環境を把握した上で、その魚にとってベストなフィルターを選んで飼育しましょう!
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ