前回はコリドラス・ステルバイとの混泳に向いている生体について話しましたが、今回は、工夫次第では混泳できる生体についてお話しようと思います。
コリドラスと工夫次第では混泳出来るネオンテトラ
まずは、ネオンテトラは混泳できる魚になると思います。ネオンテトラは水槽の真ん中を泳ぐ魚なので、コリドラス・ステルバイと干渉することはありませんし、お互いのストレスにならない組み合わせだと思います。
どちらの魚も弱酸性から中性を好む魚なので、水質的にも問題ありません。
また、どちらも温和な魚なのでどちらかがいじめられることもないです。
ただ、ネオンテトラは非常に泳ぎが上手い魚なので、コリドラスの餌をとってしまう可能性があります。
なので、工夫しないとコリドラス・ステルバイが餓死する可能性があります。
コリドラスとネオンテトラが混泳できる工夫方法
コリドラスが他魚から餌を奪われないようにするか、赤虫などを直接食べさせるか、大目に餌を与えるか何か対策をした方がいいかもしれません。
あとはフィルター選びには注意してください。
ネオンテトラの飼育には底面フィルターか上部フィルターのいずれかが向いていますが、コリドラス・ステルバイの飼育に底面フィルターは向いていません。
なので、この2種を混泳する場合は、上部フィルターを使うといいでしょう。
コリドラスとグッピーも工夫次第では混泳できる
また、グッピーも混泳できる魚になります。
理由は全てネオンテトラと同じ理由になります。
ただ、グッピーはネオンテトラ以上に食欲旺盛なので餌の管理はネオンテトラ以上に気をつける必要があります。
コリドラスとエビ類も混泳できます
他には、エビ類も混泳できる生体になるかと思います。
ミナミヌマエビを始めとするチェリーシュリンプやルリーシュリンプ、そして、ビーシュリンプを始めとするシャドーシュリンプ、いずれも問題無いと思います。
ただ、両者ともに水槽の底を泳ぐ生体になりますので、お互いのストレスにはなるかもしれません。
なので、極力、両者が隠れることの出来るスペースを作ってあげるのがいいかと思います。
流木にウィローモスを巻きつけてエビの隠れ家にしたり、洞穴を作ってコリドラスの隠れ家を作ってあげるといいかと思います。
水質的には問題ない組み合わせですし、餌についても問題無いと思います。
このように、餌やフィルターを工夫することで、飼育可能な魚もいますのでぜひ挑戦してみてください。
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ