前回、ゼブラダニオを飼育する上で特に重要なのは水草と混泳させる他の魚だという話からどの水草を使うかという話をしましたが、
今回は混泳させることができる魚についてお話します。
ゼブラダニオと混泳するには、水質が合っていること、そして体の大きさが違いすぎないこと、また気性が荒くないことの3つが重要になります。
この記事の目次
ゼブラダニオとコリドラスとの混泳
このことを踏まえて考えますと、コリドラスなんかいいかと思います。
コリドラスは温厚ですし、水質も中性付近を好みますので問題無いです。
体格も多くのコリドラスが5cm前後なのでちょうどいい大きさかと思います。
なにより、泳ぐ場所が、ゼブラダニオは水槽の真ん中辺りから水面付近、コリドラスは底床付近なのであまりお互いに干渉しないのもいいですね。
底床を田砂にして、流木と石、アヌビアス・ナナなどでレイアウトすると良い水槽が出来ると思います。
ゼブラダニオとコリドラスの混泳の注意点
ただ、餌をゼブラダニオが水面付近で食べ尽くしてしまうので、コリドラスまで行き渡らないことがあります。
コリドラスが餓死する可能性がありますので、コリドラスが餌を食べれているかどうか気をつけたほうがいいでしょう。
ゼブラダニオとプレコやオトシンクルス
他には、ミニブッシープレコや、オトシンクルスもいいと思います。
これらは壁に張り付きひたすら苔を食べる魚ですが、ゼブラダニオと一切干渉しませんので喧嘩することがありません。
なお、こちらは苔を食べて生活しますので、ゼブラダニオが餌を食べ尽くしても餓死のおそれがあまりないのもいいところかと思います。
ゼブラダニオとアフリカンシクリッド
あとは、アフリカンシクリッドも悪く無いかと思います。ただ、アフリカンシクリッドは弱アルカリ性を好む魚が多いので、これらの魚とは混泳しないように気をつけます。
アーリーやカエルレウス、オルナトゥスなどは混泳には適さないかと思います。
ここで混泳に適するアフリカンシクリッドは弱酸性から中性を好む魚で、アノマロクロミス・トーマシーやパピリオクロミス・ラミレジィのことを言います。
これらの魚は気性がやや荒いですが、体格や水質などは全く問題無いです。
アフリカンシクリッドの気性
気性についても、どちらかが一方的にいじめられるということにはなりにくく意外と良い力関係になりますので混泳はうまくいくかと思います。
ただ、魚によって個体差はありますので、必ず上手くいくとは限らないかと思います。
混泳できる魚についてはこんな感じです。
次は混泳できない魚についてです。
ゼブラダニオはうざい?
ゼブラダニオと言えばネット上でよくウザ可愛いと聞きますね。
今回は2hirokyさんのゼブラダニオ達のうざ可愛さ動画になります。
頻繁に動き回るので落ち着きがないようですね。笑
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ