前回、ネオンテトラに合う水草は何か?という話をしましたが、
今回は、ではどういったライト、つまり照明を選べばよいかという話をしようと思います。
ライトと一言で言っても、その種類は色々とあって、最もポピュラーな蛍光灯や、
高価なメタハラ(メタルハライドランプ)、古き良き白熱灯から最新のLEDまで様々なライトがあります。
ネオンテトラの飼育に適したライトは蛍光灯
個人的に、最もネオンテトラの飼育に適したライトは蛍光灯だと思います。
蛍光灯は非常に安く生産されているため、購入しやすく、白熱灯に比べ寿命が長いです。
それほど熱をもつわけでもないので、水温上昇に気を使うこともないですし、これだけで十分、水草を育てることは可能です。
蛍光灯の目安・選び方
目安としては、45cm水槽で30W、60cm水槽で40W位だと思います。
ただ、これはある程度本気で水草を楽しむための目安なので、水草に興味がなければ60cm水槽に20Wとかでも構いません。
先日、挙げたクリプトコリネやアヌビアス・ナナなら10W前後でも育てることは可能です。
白熱灯は必要かな?
白熱灯に関して言えば、今はあまり使う必要がないかと感じます。
殆ど変わらない値段で蛍光灯がありますし、白熱灯は熱をもつのでアクアリウムには向いていないと思います。
電気代も蛍光灯に分がありますので、選ぶ理由は特にありません。
意外とLEDはオススメのライト
また、LEDですが、こちらは割りとおすすめできるライトだと思います。
水草育成に興味がなければ、LEDのほうが蛍光灯より高価なものの、熱をあまりもたないですし、何より電気代が安く済みます。
最近では、水草の育成に適したLEDを開発しているメーカーも多数存在増しますし、これからはLEDもいいかと思います。
メタルハライドランプを選ぶ場合は ?
あとは、メタルハライドランプですが、こちらは難易度の高い水草を育ててみたい方が使うライトになりますので、
ネオンテトラをこれから飼育してみようと思う方にはあまり関係のないライトかもしれません。
非常に高価で、電気代も高いので手の出しにくいライトですが、蛍光灯みたいに光が拡散せず、まっすぐ下まで届きますので、
ヘアーグラスや、キューバパールグラスなどの背の低い水草にも安心して使うことができるのがこのライトのメリットになります。
ネオンテトラに適したライトのまとめ
このように、いろいろなライトがありますが、お薦めは蛍光灯とLEDです。
まずは、このあたりのライトからアクアリウムを始めてみてはどうでしょうか?
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ