前回は、ミナミヌマエビを安価に購入する裏ワザについてお話しましたが、参考になりましたでしょうか?
今日は、購入したミナミヌマエビを増やしていくために最適な水草についてお話しようかと思います。
まず、ミナミヌマエビの飼育で水草を使用する理由は2つあります。
前回記事:ミナミヌマエビを安価に手に入れる裏ワザ
この記事の目次
ミナミヌマエビの飼育で水草を使用する理由
1つは、餌になるということです。
ミナミヌマエビは通常、調子がいい時はなにかしらを食べています。
それは、コケであったり、微生物であったり、エビ用のフードであったり様々なのですが、水草も大好きなので、できれば水草を取り入れてあげたいところです。
2つ目は、稚エビの生存率を上げるためです。
複雑に絡み合った水草は、稚エビの隠れ家になり、生存確率を大きく上げてくれます。この目的で水草を導入する場合、隠れ家になりそうな水草を選ぶ必要があります。
オススメの水草はウィローモス
さて、それではどういった水草を導入すれば良いかなのですが、一番のお薦めは、ウィローモスです。
水草の中では鉄板中の鉄板ですが、少ない光で成長しますし、二酸化炭素無し、栄養なしで育てることができますので簡単です。
更に成長スピードもなかなか早いので、餌として優秀です。
さらに、ウィローモスは稚エビの隠れ家にも最適なので、ぜひエビの飼育には使用して欲しい水草になります。
南米ウィローモスもオススメ
南米ウィローモスと似たような水草があるのですが、こちらは、先端が三角形に成長するので面白いです。
ウィローモスよりやや高価なのがデメリットですが、ウィローモスより綺麗だと思いますので、こちらもあわせてお薦めします。
グロッソスティグマもオススメだよ
後は、グロッソスティグマも良いかと思います。
非常に背丈の低い水草で、栄養、光、二酸化炭素を必要としますので、やや育成は難しいですが、この水草を使って作られる緑の絨毯はとても綺麗です。
稚エビの隠れ家に最適なので、この水草もお薦めだと思います。
以上のように、水草を入れることはエビにとって多くのメリットがありますが、1つ気をつけなければならないこともあります。
水草を入れる水槽に導入する際の注意点
それは、エビが農薬に非常に弱いということです。
水草を導入するのは良いのですが、導入する際にはくれぐれも農薬をしっかり落としてからにしてください。
安易に水草を導入すると、エビが大量死する恐れがあります。
ただ、ミナミヌマエビは割りと強い生体になりますので、このことの十分気をつければ、基本的には飼いやすい生体です。
水草を導入して、ミナミヌマエビにとって最適な環境を作ってはいかがでしょうか?
水草・ウィローモスは楽天・Amazonでも購入が可能です。
自宅にペットショップ・アクアショップがない場合は通販で購入もオススメです
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ