水中葉と水上葉って何?枯れてしまっても捨てないで!
水中葉と水上葉の違い
水草にはほとんどの種類で水中葉と水上葉が存在しています。
水上葉は陸に適応した水草。
反対に水中葉は、水中に適応した水草ということになります。
店頭に置いてあるものは大体、水上葉です。
では水中葉はどこで手に入れるのか?
実は、【水中葉は水上葉が変化したもの】ということなのです。
水上葉から水中葉へ
水草が枯れてしまうと、景観的によくないのでさっさと取り除きたくなると思います。
しかし!水中葉が枯れてしまったからと言って、今後の成長が望めないのではないかというと、そういうわけではありません。
むしろこれは正常。水中葉は、【水上葉から変化したもの】なので、枯れてしまっても、その部分だけトリミングをして、また植えてあげれば、今度は水中葉となって、また新しく生えてくるのです。
CO2添加は必ず導入すべき?
水草の成長を促進させるには二酸化炭素(CO2)があるとよりよいでしょう。
しかし、先述した初心者用の水草は育成も簡単なので、なくても大丈夫です。
CO2の添加キットはコストもかかりますし、最初のうちは見送りでいいと思います。
もちろんCO2はあるに越したことはありません。
添加キットを使用すれば難易度が高い水草も育成しやすくなりますし、光合成の手助けにもなります。
照明はどうする?
水草を光合成させて成長を促すためには、光は必須になります。
ここでの光は照明器具を用いるのですが、その種類は全部で3種類。
光の量が強い順でメタルハライドランプ(メタハラ)>蛍光灯>LED となっています。
メタハラ
メタハラは高価ですが光量が他に比べて圧倒的に明るいので、水草もきれいに成長します。
しかし、明るすぎるがゆえに、コケが出やすいというデメリットもあります。
蛍光灯
初心者向けです。メタハラや蛍光灯に比べると光量は劣りますが、寿命が長いと言う点で導入しやすくなってます。
水草導入術のまとめ
今回は初心者向けの水草の導入の方法についてお話をさせていただきました。
まずは水草の前処理!そしてその後に枯れてしまっても、すぐに捨ててしまわないこと!
水草のある水槽は、自然界により近づけてくれるので、生態にとっても安心できる環境になります。
もちろん、私たち人間にとっても、植物がもたらす、癒しの効果は抜群です。
お気に入りの水草を育てて、素敵なアクアリウムライフを送ってください。
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この記事を書いた人:おちび
自己紹介:
熱帯魚歴半年。家には本水槽と、稚魚水槽×2があります。卵を見つけると守らずにはいられません。
おかげで稚魚が100匹います(゜o゜) 毎週末は熱帯魚屋さんに家族でお出かけ♪
好きな熱帯魚: