さて、今回はベタの飼育に最適な底床についてお話しようと思います。
結論から言えば、ベタの飼育に底床は気にしなくていいでしょう。
と、言うのも、ベタは非常に強い魚なので少々の水質なら問題なく適応してくれます。
とはいえ、あまりに適当な水質管理だとヒレが溶けたり病気になったりしますので、できればベストな底床を選んでみて欲しいです。
この記事の目次
ベタ飼育には大磯砂はどうなの?
まず、大磯砂ですが、こちらはpHがアルカリに傾いてしまうのでどちらかと言えば飼育には向いていないです。
ベタは中性から弱酸性を好みますのでpHがアルカリに傾くのはどちらかと言えば良くないと言えます。
とはいえ、飼育に問題があるというほど問題はないかと思います。
ベタ水槽に田砂はどう?
次に、田砂ですが、こちらはpHが中性付近になることが多く、ベタの好む水質になりますのでなかなかいい底床だと思います。
ただし、ド派手な外見のベタに対して田砂を使うのはやや地味な気がしますので個人的にはあまりオススメしません。
飼育に関して言えば全く問題はないと思います。
ベタ水槽にソイルはどうなの?
他にはソイルを使うのもいいかと思います。
ソイルは水質が弱酸性になることが多いので水質的には問題ありません。
黒のソイルを使えばベタの鮮やかな色が強調され、さらに美しく見えますしなかなかおもしろいと思います。
水草も導入しやすいので、ベタと最も相性がいい底床かもしれません。
水晶や宝石類、ビー玉もベタに良いよ
ただ、個人的にはあえて水晶やガーネットなどの宝石類を使ったり、ビー玉なんかを使うのもいいかと思います。
これらは底床としてはあまり役に立つとは言えませんが、水質の維持に対してはフィルターが仕事をしてくれますし、
せっかくなので普段アクアリウムで使わないような底床をあえて使うのもいいのではないかと思います。
水晶系を選ぶ際の注意点
20cmキューブに外掛けフィルターを使って飼育すればベタ一匹なら十分水質維持できますし、ビー玉や水晶を使った可愛らしい水槽にするのもありだと思います。
ただ、水晶を選ぶ際は先が尖った水晶は選ばないようにしてください。
ベタのヒレはかなり繊細なので先の尖ったものに触れるとヒレを痛めてしまう恐れがあります。
なのでそこだけは注意してあげてください。
ベタを飼育する際の掃除方法はスポイトを使おう
尚、ベタはまとまった大きな糞をするのでその都度、スポイトで取り除いてあげるほうがいいです。
糞の処理のしやすさを考えてあえてベアタンク(底床なし)で飼育するのもいいかもしれません。
以上のように、底床だけをとってもいろいろな可能性があるかと思います。
じっくり考えてベストな底床を選んできださいね。
下記スポイトがオススメですよ
ベタの水槽動画
いやぁ、水槽もお洒落ですね。
こんな感じでアクアリウムを楽しむのも醍醐味ですね。
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—美しき闘魚 ベタのすべて—
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
strong>好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ