先日はネオンテトラに合う水草として、アマゾンソードプラントとヘアーグラスについてお話しましたが、今日は、他の水草についてお話したいと思います。
今日、オススメする水草は、アヌビアス・ナナです。
この記事の目次
オススメ水草はアヌビアス・ナナ
(Photo by wikipedia アヌビアス・ナナ )
アヌビアス・ナナは水草の中でもかなり有名な水草ですが、非常に成長スピードが遅いため、値段が少し高めになっています。
そのため、これから水草水槽を始めてみたいと思う、初心者のかたは敬遠しがちな水草ですが、初心者こそ、この水草から始めてほしいと思います。
と、いうのも、このアヌビアス・ナナは失敗することがまずない水草なのです。
アヌビアス・ナナが初心者にもオススメな理由
通常、水草は環境が合わないとすぐに溶けたり枯れたりして非常に面倒ですが、
この水草は二酸化炭素を必要としないですし、栄養も必要としない、とても有り難い水草です。
もっと言えば、流木や石に張り付いて成長するので、底床すら必要としません。
光も強くなくても育つので、水草水槽だからと意識することなく導入できる初心者にお薦めの水草だと思います。
同じような二酸化炭素と肥料を必要とせず、流木や石に張り付いて成長する水草にミクロソリウムがありますが、
こちらも28℃以上の高温に弱いもののとても育てやすいと思います。
個人的にオススメな水草、クリプトコリネ
(Photo by wikipedia クリプトコリネ)
あとは、個人的に好きな水草の話になりますが、クリプトコリネという水草があります。
クリプトコリネと一言で言っても、それにはウェンティー、バランサエ、ルーケンスなど様々な種類が存在します。
一部を除いて、安価なクリプトコリネは非常に育てやすいのでぜひ、お薦めしたい水草です。
クリプトコリネを水槽に導入する際のコツ
クリプトコリネは環境適応能力が非常に高く、水槽に入れるとすぐに葉っぱが溶けて、その水槽の水に適応する葉っぱを出そうとします。
この時、溶けたのを枯れたと勘違いして捨てる方が多いのですが、放置しておけば、
そのうち新しい葉っぱを出しますので、少し様子を見たらいいかと思います。
ロゼット水草で、根をしっかり張るタイプなので、アマゾンソードプラントと同じく、あまり移動させないほうがいいかと思います。
こちらは、アヌビアス・ナナほどではありませんが、強い光を必要とせず、普通の蛍光灯で十分育成可能です。
できれば、栄養はあげたほうがいいですが、二酸化炭素は不要です。
様々なクリプトコリネを揃えて、クリプト水槽を作るなんていうのも面白くていいかと思います。
ネオンテトラに最適な水草のまとめ
アヌビアス・ナナ、クリプトコリネ、どちらも非常にきれいな緑で、ネオンテトラの青と相性はバッチリです。
ネオンテトラと一緒に、こちらのアヌビアス・ナナ、クリプトコリネを購入してみてはいかがでしょうか?
アヌビアス・ナナ、クリプトコリネは楽天市場・アマゾンでも販売しています
アヌビアス・ナナ
クリプトコリネ
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ