前回は、ミナミヌマエビを飼育する上で最適なフィルターについてお話しましたが、今日はミナミヌマエビを飼育する上で最適な餌の選び方についてお話しようと思います。
結論から言ってしまえば、ミナミヌマエビの飼育する上で餌は特に難しく考えなくてもいいと思います。
前回記事:ミナミヌマエビの最適な飼育方法 – フィルター(ろ過器)選び
前回記事:ミナミヌマエビを飼育する上で最適な底床選び、水質について
この記事の目次
ミナミヌマエビは雑食性・何でも食べる
熱帯魚の食べ残した餌でも十分ですし、水槽内のバクテリアや水槽内で自然発生した苔でも構いません。
熱帯魚みたいに定期的に餌を与えないとダメというわけではなく、なければないで適当に探して食べてくれると思います。
とはいえ、少ない匹数で飼育しているのならそれでも構いませんが、やはり数が多くなるとそういうわけにもいかないかと思います。
では、何を与えるか?ですが、大きく分けて4つの選択肢があります。
ミナミヌマエビに与える餌・エビ専用フード
1つ目はエビ専用フードです。エビ用に作られているので間違いありません。
ビーシュリンプ用の餌は高いですが、栄養価や抱卵促進効果などよく考えられていていいかと思います。
たかがエビごときにそんなに払えないという方は、100円ショップで売られているザリガニの餌を試してみてください。
意外とエビたちに人気です。
ミナミヌマエビに与える餌・熱帯魚専用フード
2つ目は熱帯魚用の餌です。浮遊性の餌だとエビが食べる前に熱帯魚が食べてしまいますので、沈むタイプのほうがいいかと思います。
コリドラスやプレコを飼っている人は、これらの餌でも問題なく飼育することができます。
ミナミヌマエビに与える餌・生餌
3つ目は生餌です。ブラインシュリンプや赤虫などいろいろなタイプの餌がありますが、自分のおすすめは赤虫です。
熱帯魚もそうですが、赤虫は水槽の生体に人気の餌になります。
それはミナミヌマエビも例外ではありません。
ミナミヌマエビの餌は植物性の餌が多いため、こういった餌もたまには抱卵等の刺激になっていいかと思います。
ただ、毎日赤虫を与えるのはかえって良くないので、たまに思い出した時でいいかと思います。
自分は1~2週間に1回くらいの割合で使用しています。
ミナミヌマエビに与える餌・水草
4つ目は、水草です。
熱帯魚もある程度水草を食べますが、エビはよく水草を食べているイメージが有ります。
それはなにも水草を食害するほどではないので、水草を導入するとボロボロにされるということはありません。
特にミナミヌマエビが好む水草はウィローモスなので、これを水槽に沈めておくと餌の面ではかなり安心になります。
また、ウィローモスは成長が早いので、いくらエビが食べても成長速度のほうが上回りますので、食べられてなくなってしまうということはまずありません。
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ミナミヌマエビに与える餌のまとめ
あえて、餌をあげる必要はないかもしれませんが、餌によってエビの反応も異なるので、いろんな餌をあげてみるのも面白いです。
これを機会に新しい餌を考えてみてはどうでしょうか?
ミナミヌマエビ対応の餌は楽天市場でも販売しています
近場にペットショップ・アクアショップがない方にもオススメ
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ