前回はベタの飼育に最適な水槽の大きさについてお話しました。
今日はそのことを踏まえた上でベタの飼育に最適なフィルターについてのお話をしようと思います。
この記事の目次
外部フィルターはベタの飼育に向いてるのか?
まず、外部フィルターですが、こちらはベタの飼育には向いていないと思います。
前回もお話したとおり、ベタは小型の水槽を使って単独で飼育するのが基本です。
外部フィルターは45cm以上の大きな水槽に向いていて小型の水槽にはあまりメリットがありません。
なので、単純に値段が高いというデメリットのほうが目立ってしまいます。
もちろん、金ならいくらでもあるという人ならデメリットになりませんので、外部フィルターを使ってもいいかもしれません。
上部フィルターはベタの飼育向き?
次に、上部フィルターですが、こちらもベタの飼育には向いていないかと思います。
ベタの飼育は上でも書いたとおり小型水槽が基本ですが、上部フィルターに小型のものがあまりありません。
その多くは45cm以上を対象としており、30cm用の上部フィルターですらあまりありません。
バリエーションが無いのは需要がないから、ということで価格もあまり安くなくコストパフォーマンスが良くないと感じます。
フィルターの性能に問題があるというわけではないので、45cm水槽でベタを単独飼育する場合は上部フィルターでも問題無いと思います。
ただ、45cm水槽でベタ1匹というのは少々さびしい感じがあるかと思います。
それなら底面フィルターはベタ向き?
次に、底面フィルターですが、こちらはベタの飼育に向いていると思います。
底面フィルターは小型の水槽を対象に作られているので、今回の飼育条件にあっているかと思います。
また、30cmまでの大きさの水槽を対象としたフィルターが多数出ていてバリエーションが豊富です。
価格もかなり安いのでコストパフォーマンスがいいです。
ただ、底面フィルターは底床を厚めに敷かなければならないので、小型水槽に使うと少し圧迫感があるかもしれません。
そういった意味では最適とは言いづらいかもしれません。
ただ、金魚鉢のような丸い水槽にも使用できるなど、水槽の形を制限しないのはいいところだと思います。
ベタの飼育に向いてるフィルター(ろ過器)のまとめ
今回は外部フィルター、上部フィルター、底面フィルターについてお話しましたが、個人的にはこの中で向いているのは底面フィルターのみだと思います。
45cm以上の水槽に使うのなら上部や外部もありですが、ベタを1匹買うのにそれほどの濾過が必要なのかと言われれば疑問です。
次回は、残りのフィルターについてお話しようと思います。
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この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ